シールテープの正しい巻き方を解説

シールテープとは、主に水道や空気、油圧の配管などの接続部分にできてしまった隙間を埋めるために使用するテープのことです。水分、液体が通る配管の接続部分は、ねじで接続されているのですが、それを隙間なくぴったりと結合させることは難しくわずかですが隙間が生じてしまいます。液体や水分が通過する管ですから、その隙間からそれらが漏れることは十分考えられます。そこでこのシールテープにて隙間部分を補強することで、漏れを防げるのです。

自宅で配管の修理、補修を行うような作業が出てきたときに、このシールテープが正しく巻けていないと、その機能を果たせず漏れが起こることがあります。シールテープの正しい巻き方について説明していきます。シールテープは配管部分を接続しているネジ山に巻いて使用します。ネジは時計回りで締めるように作られているため、シールテープをネジ山に巻くときも同じく時計回りで巻いていきます。誤って反時計回りの方向に巻いてしまうとネジを締めた時にテープが緩む、若しくは外れてしまいますので注意してください。

テープを巻く位置ですが、ネジ山の先端を2山ほどあけた位置からテープを巻き始めるようにします。先端から巻いてしまうと、ネジを締めた時にテープの部分が詰まりを起こす原因になり得るからです。テープは位置をずらさずに同じ場所で2回巻きつけてから、テープを切ります。テープを切ってから指でテープをおさえて、ネジ山になじませるようにして完成です。