シンクの排水口詰まりに役立つパイプクリーナー

若い頃に住んでいた東京のワンルームマンションでは、よくユニットバスの排水口が詰まってバスタブの外にまで水が溢れだしていた。自分でも市販のパイプクリーナーなどを使い、引っ越すまでの数年間はなんとかそのマンションで我慢したが、今になって思えば、市販のパイプクリーナーは、ユニットバスの排水口の形状からして、詰まり解消には向いていなかったと思う。

今住んでいるファミリー層向けのマンションでは、キッチンのシンクの排水口詰まりに役立つパイプクリーナーを使用している。ちょっと水はけが悪くなったと感じると、すかさずパイプクリーナーを適量流す。初めて使った時は一晩そのまま放置したが、定期的にパイプクリーナーを使うようになってからは、流す量も適当だし、1時間もしないうちに水を流してもしっかり詰まりが解消されるようだ。詰まりの原因であるゴミのあたりに、しっかりパイプクリーナーが到着するからだろう。

換気扇や押入れの奥など、家の中の汚い部分というのは他にも沢山あるけれど、水回りの汚れというのは最悪だ。見た目だけでなく悪臭を放ったり、雑菌も多そうで、そのまま触ったら病気になってしまうかもしれないという恐怖心もある。ゴム手袋をしてゴミ受け皿に溜まった髪の毛や石鹸カスなどを取り除くことはあるが、できれば市販のパイプクリーナーで、手を汚さずに洗浄液を流すだけで、すっきり綺麗にしたいものである。

人間の身体と似ていて、水回りもしっかりメンテナンスをしておかないと、水漏れなどの水回りのトラブルに発展してしまうかもしれない。そうなった時の経済的負担を考えれば、普段からこまめにパイプクリーナーを使用しているのは良いことだと思う。